インターネット電話(日本)

2000年(平成12年)前後より、LINE電話・Skype Out・Viber Outのようなインターネット電話から、固定電話や携帯電話などに発信できるようなサービスも開始された。また、プロバイダフリーのIP電話など、一般または専用の電話機が使えるサービスも出始めた。

ただ、通信経路上にインターネットがあるIP電話サービスには、サービス品質上、IP電話番号(050)の付与は認められず、他の電話網から着信できるようなサービスは、日本国内ではほとんど出ていなかった。

平成14年総務省令第70号により、050番号付与に掛かる品質要件が規定され、さらにアクセス回線としてブロードバンドが普及し、品質要件を満たせるものについて、050番号を付与した他の電話網との発着信ができる電話サービスが開始された。IP電話の普及により、インスタントメッセンジャーから発信するサービスが終了になるなど、日本国内では商業ベースのサービスとしてはいったん下火になった。

2005年ごろより、面倒な契約や難しい設定等をせずに気軽にインターネット電話・ボイスチャットが出来るソフトが普及した。

2010年代より、インターネット接続を利用したIPセントレックスの内線電話としての利用、050plus・LaLa Call・SMARTalkなどスマートフォン向け050電話番号での発着信可能な通話料金節約ソフトウェアなどが普及を見ている。

0コメント

  • 1000 / 1000